日本ドイツリート協会が主催する、
冬の旅 レクチャーコンサート
に、行ってきました。
最初に、お二人が、
シューベルト歌曲全曲演奏に
取り組んだ時の事、
シューベルトや、ミュラーの事など、
語られた後、
演奏して下さいました。
開成館で行われましたので、
大ホールとは違い、
身近で、ピアノと歌を堪能する事ができました。
お二人が、長年シューベルトに取り組まれてこられた、その研究など、素晴らしいと思います。
リートは、詩人なしでは話にならず、
詩人の事も良く研究されていました。
ミュラーの事を知りたいために、
ミュラーの生まれ故郷まで実際に行かれたり、
その熱意はやはり素晴らしいと思います。
ゲーテは、文献も、博物館も、沢山あるぐらい有名で、調べるのに苦労しないのですが、
ミュラーに関する事は、ほとんど無いらしいのです。
シューベルトがこのミュラーの詩に曲をつけなければ、ミュラーは、この世に出てこなかっただろう、と、言われていました。
他にも色々語られていました。
有名な菩提樹
菩提樹は、
アジアとヨーロッパで、違うらしく、
葉っぱの形も違えば、考え方、捉え方も違う。
本当にリートは、追求すれば面白い。
奥の深い総合芸術だと思いました。
素晴らしい、レクチャーコンサートでした♪